「世界難民の日 よだかれんさんのお話を聞く」

よだかれんさんの講演会
新大久保駅近くのルーテル教会でも、精力的に難民支援を行っているNPHR(アジア太平洋人権保護ネットワーク)の主催により、世界難民の日チャリティイベントが行われました。
「難民当事者たちの困難な状況、自分の国から逃げなければいけないのかどれだけ辛いか、どれだけ勇気がいるか。世界難民の日は彼らをお祝いする日。私たちは助け、連帯していかなければいけない。」
と主催者のミョーさんは参加者に語った。
ゲストはよだかれんさんです。
かれんさんは俳優、ダンサー、行政書士、新宿区議員、木村英子議員の秘書などたくさんの実績を持つ方です。そして日本にいる難民やその子供たちにも心を寄せてくれる良き理解者です。トランジェンダーでもあり、これまでの多くの苦労や経験を語ってくださいました。ネットでも差別発言をされるし、れいわ新選組に所属していたころは「あんな奴、所属させるな」と党に文句を言ってくる人もいたそうです。日本の人権意識の低さには情けなくなるばかりです。
それでもかれんさんは笑顔を絶やさず、常に周りを明るい雰囲気にしてくれます。そして「それでも生きていく。私たちはここにいる。絶対、負けない。そのためには連帯しなければいけない。」と強い意志を持たれています。そんなかれんさんに嫌がらせした人は心から恥じて、反省してほしいものです。
LGBTQや難民など、日本は人権後進国であり、それを変えていくために、みんなが笑顔で生きて行けるように、政治の世界をこれからも目指していくと言ってくれています。かれんさんは自分のようなLGBTが国会にいることは必要だと言います。
集会参加者の方もスピーチしてくれました。
「自分はゲイです。子供のころ『男女』という言葉があり、それを投げかけられました。その時はこんな風に生まれたくなかった。男らしい男で生まれたかったと思っていました。難民の人たちも、難民になりたくて生まれたわけじゃないと思うんです。かれんさんには頑張ってほしい。
1997年。旧土人法(北海道旧土人保護法)が撤廃されたことがある。だから、かれんさんが国会に行けば(人々の助けとなる)新しい法案が作れると思っている。かれんさんならできると思っています。」
かれんさんを強く激励しました。
アフリカ難民、ミャンマー難民たちも苦しい胸の内を語ってくれました。帰りたくても国内のクーデターが危険で帰れない状況にあります。それなのに、みんな収容経験もあります。それでもアフリカ難民は「入管職員にも優しい人がいて、入管のやり方に反対している職員もいる」と言っていました。
「難民がきちんと保護されず認定されない。面会活動をしているけど、帰れない人は留め置かれ長期収容になる。ただでさえ傷ついてきた人が更に傷ついていく。」
司会進行の杉山さんは言います。色々な人を支援しながら、それを自腹でまかなうこともある。それでも「自分はやめたいと思えはいつでも辞められる。でも彼らは違う。明日、外に居られるかもわからない。」という支援を続ける意思を示してくれました。
集会の最後は「多様性はパワーだ!」とかれんさんに合わせ、会場のみんなと元気にコールをして盛り上がる。参加者も非常に問題意識が高く、とても充実した集会となりました。
かれんさん、主催の皆さん、大変お疲れさまでした。
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